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会長就任のご挨拶  令和元年5月17日
兵庫県市町村教育委員会連合会
会長 加藤 隆一郎









 日頃は、県連合会の活動にご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございます。平成27年の制度改正後も、教育委員会は、独立した執行機関として存続することとなり、各市町に質の高さと、協同のイニシアティブをもち、これまで以上の研修・研鑽が求められています。さて、昨年3月に中教審が出した「第3期教育振興基本計画」では「持ち構える社会への取り組み」として、「人生100年時代を豊かに生きる」「Society5.0と称される超スマート社会を生き抜く力をつける」ことを目標として、「客観的な根拠を示した教育施策の推進」を説いています。また、経産省は、2030年に「あたりまえであってほしい姿」として「未来教室」「Edtek研究会」という発案をし、児童生徒が、教育の場所や先生を選び、自分の学びスタイルを描く姿を求めています。さらに、地方制度調査会は、2040年の自治体が、複数の連携で事に当たる「圏域」という考え方を提言しています。かように、省庁を超えた横断的な変化の予感があるなか、当県連合会においては、今年も兵庫県教育委員会と共催する夏季研修会等により、教育委員の皆様の識見の向上に努めていきます。今年も、皆様おひとりおひとりが様々な研鑽・研修の機会を活用し、考え議論し続け、教育委員実践を行われることをご祈念申し上げ、年頭にあたってのご挨拶とさせていただきます。

                                  (川西市教育委員会 教育長職務代理者)

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